不安定
ゴールデンウィーク、うちの大学は今日から授業だったのを間違えて、さぼってしまった。
先週金曜日は朝のパニックで出席できず、これで今期2日目の欠席。
曜日が同じでないことが救いだ。
2日の休みくらい、どうってことないと思うべきなんだろうけど、続いてしまうとちょっと気になる。
どうもからまわっていて、不安定な感じ。
GW前から調子が悪かったのもあり、GWは、正直万全には楽しめなかったのかもしれない。
家族や彼とのことも含め、考えるのは、自分の精神が幼稚だなあということ。
今、遅すぎる反抗期みたいになっているのは自覚しているけど、彼に対して抱えるうまくいかない気持ちのもとは、やっぱり自分の幼さなんじゃないかなあと思う。
対人関係をずっと避けてきたから、他人である彼と一線を越えた付き合いでつまづいている。と思う。
相手を嫌な気持ちにさせてしまったことは、どんなに小さなことでもズガーンと落ち込む。常に、悪く思われているんじゃないか、不快にさせているんじゃないか、ぶつぶつ、ぐじぐじ。気にしてる。
彼と電話している時にそういうことがあって、その時の落ち込みようが自分でも驚くほどだった。
外で電話していたのに、涙が出ていた。彼が言ったのは本当にちょっとしたことだ。
涙まで出たのは絶対に調子が悪いからなんだけど、もし調子が良い時に同じことがあったらと考えると、やっぱりそれでも落ち込みはしただろう。
落ち込み、というか、恐怖だ。
帰宅して、食欲も無くなっていたんだけど、朝から食べていなかったので無理やり詰め込んだ。
手書きで書いている日記に気持ちを整理して、そしたらごはんのせいもあるのか、少し吹っ切ってやろうという気持ちが出てきて、自転車に乗って本屋に行った。
買ったのは、岸見一郎・古賀史健 『嫌われる勇気』
いま流行りの。
流行が嫌いなのでアドラーなんか絶対乗るかと思っていたんだけど、買いに行った。嫌われ不安をなんとかしたい、という悩みが切実だから。
流行嫌いというのはやっぱり偏屈な意地なんだな。
以下、帯の後ろの問いかけである。
なぜあなたはいつまでも変われないのか?
なぜあなたは劣等感を克服できないのか?
なぜあなたは他人の人生を生きてしまうのか?
なぜあなたは今、幸せを実感できないのか?
最後の問いに関しては、多少反抗することはできる。
今のところ、自分を不幸だと思って、そのことで悩んだりはしていない。幸せだなあと思うことはできている。わからない、本当はもっと実感すべき幸せがあって、そのことを指摘されているのかもしれないけど。…そっか、こっちの線の方がのうこうだな。
ほか3つ、特に上2つについては、はい、申し訳ありません、どうか答えをお聞かせください、だ。
結局私はこの本を一生懸命読むことにした。